このようなお悩みありませんか
- 保険診療のクリニックに通院しているがニキビが治らない
- 重度の炎症を伴うニキビが多い
- 10代の頃と比べると改善されたが、フェイスラインや顎にニキビができるようになった
- ニキビがたくさんできて跡が残る
- ニキビ跡の治療も含めて治療を受けたい
当院での治療例
この方の写真は、2021年の1月10日と4月4日に撮影されたものです(治療スタートから約3ヶ月)。月の炎症を伴うニキビが複数ありましたが、現在は大きく改善されています。
ニキビが何度も再発と治癒を繰り返し、患部の赤みが目立つようになっていましたが、赤みについても改善の兆しが見られています。このモニター患者様は、既に4年間保険診療のクリニックに通っていましたが、なかなか改善されないため、当院を受診されました。ニキビ治療には複数のパターンがありますが、大きくは保険診療のものと自由診療のものに分けられます。治療費に違いがありますので、まだ病院を受診したことがない方や、患者様の適応次第では、まずは保険診療を利用されることが望ましいでしょう。
しかし、この患者様のように既に保険診療を長期にわたって受けているのに改善しない場合は、自由診療を検討することが必要です。このケースでは、症状の進行と程度を分析した上で、まずは生活指導とロアキュタンをスタートし、レチノール外用やピーリングに進んでいく方針とさせて頂きました。
ロアキュタンの副作用・注意点:乾燥、肝機能障害等、催奇形性、内服中と終了後6ヶ月間の避妊が必要
ニキビの原因
- 毛穴の詰まり
- ホルモンバランス
- ニキビの菌の増加
- 皮脂の増加
男性ホルモンが増加してホルモンバランスが崩れると、角質が厚くなり、皮脂の分泌が増えます。そして、毛穴でニキビ菌が増殖するようになります。ニキビを引き起こす主要な原因となるアクネ菌(アクネス プロピオニバクテリウム)は、低酸素状態を好み、皮脂を栄養源にして繁殖します。菌が増殖すると、赤ニキビや膿を伴うニキビが生じるようになります。
当院のニキビ治療
ロアキュタン(イソトレチノイン)内服
ロアキュテインは欧米(とりわけアメリカ)では重度のニキビ治療の特効薬として認められている、ニキビ治療に非常に効果があるお薬です。なお、日本ではまだ認可が下りておらず、専門医の判断に基づき処方は保険適用外となります。
この薬は、ビタミンAの誘導体であるイソトレチノインを取り入れたもので、ロアキュタンという薬の他に、イソトロイン、アキュテインといった商品名として有名です。皮脂の分泌を抑え、アクネ菌の活動を抑制し、殺菌作用や抗炎症作用をもたらすとされています。1日1回の服用を16〜24週程度続けることが必要です。効果は人それぞれですが、早い方は4〜12週程度で効果を実感して頂けます。
※妊娠中の方の服用はお控えください。また、妊娠を希望される方は、治療が終わってから6ヶ月程度は妊活をお控えください(男女共通)。
施術時間 | - |
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ダウンタイム |
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リスク・副作用 | 乾燥、肝機能障害、抑うつ、催奇形性など |
来院目安 | 治療を始めてから1週間は経過観察を行い、その後は1ヶ月ごとに必要に応じて採血のために通院が必要となります。 |
注意事項 |
男女ともに、服用中の妊活はお控えください。また、服用を終えてから6ヶ月程度も同様に妊活はしないようにしてください。 |
ケミカルピーリング
ケミカルピーリングは、専用の薬液を使うことで古い角質を取り除き、肌のターンオーバーを正常に近づける働きが期待されます。 当院では、専門医の指示・監督のもと、ピーリング剤の処方を行っております。
そのため、ニキビ、毛穴のつまりシミ・小ジワなどの改善・予防をしっかりと行うことができるようになっております。また、こまめにピーリング治療を受けることで、新陳代謝が促され、肌の状態が向上し、化粧ノリも改善されます。
施術時間 | 10分〜30分程度 |
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ダウンタイム |
当日はピリピリした感覚を覚えることもありますが、ダウンタイムはほとんど心配いりません |
リスク・副作用 | 発赤、違和感、乾燥、ひりつきなど |
来院目安 | 2週間〜3週間程度の間隔で、5回程度継続するようにしましょう。 |
注意事項 | 施術後は、日焼けなど皮膚への悪影響が及ぶ行為を避けてください。また、妊娠中の場合、ケロイド体質、金属アレルギー、皮膚に炎症が生じている場合も施術を承ることができません。 トレチノイン、レチノール、ハイドロキノンを使用している患者様は、施術の2週間前から使用をお止めください。 |
マッサージピール
マッサージピールは、表皮の深部まで届くことでコラーゲンの生成が活性化され、肌にハリが生まれることで、くすみ、毛穴、シワ、小ジワなどを改善に役立つ点が、従来のピーリングとの相違点と言えます。
PRX-T33という薬剤を塗布し、優しくマッサージしながら肌に吸い込ませると、線維芽細胞増殖因子が活性化されて、コラーゲン合成が強化されると言われています。2〜3週間程度の間隔で施術を受けると、肌の状態が向上していきますのでお勧めです。
施術時間 | 10分〜30分程度 |
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ダウンタイム |
ピリピリする感覚や軽度の皮剥けが数日間は続く方もいらっしゃいますが、ダウンタイムはほとんど心配いりません。 |
リスク・副作用 | 発赤、違和感、ひりつき、皮むけ、乾燥など |
来院目安 | 2週間〜3週間程度の間隔で、5回程度継続するようにしましょう。 |
注意事項 | 施術後は、日焼けなど皮膚への悪影響が及ぶ行為を避けてください。また、妊娠中の場合、ケロイド体質、金属アレルギー、皮膚に炎症が生じている場合も施術を承ることができません。 トレチノイン、レチノール、ハイドロキノンを使用している患者様は、施術の2週間前から使用をお止めください。 |
イオン導入
肌は強い防御機能を備えており、外部の化学物質や汚染物質だけでなく、美容液や化粧水に含まれる有効成分の浸透も妨げてしまいます。具体的には、プラセンタやビタミンCのような浸透しにくい成分は、肌の防御機能によって遮断されてしまいます。しかし、化粧水や美容液の有効成分をイオン化することで、肌の防御機能をすり抜けて浸透させやすくすることができます(これをイオン導入と呼びます)。美容液や化粧水を直接塗布した場合と比べて、吸収率は30〜100倍にもなると考えられています。
したがって、肌のあらゆるトラブルを解消し、肌の活力を取り戻すことに繋がると考えられています。
イオン導入のしくみ
- イオン導入器から送電される電気を利用し、ビタミンCなどの美容成分を肌深層部まで浸透させます。
- 十分にビタミンCを浸透させたことで、メラニン抑制、コラーゲンの生成、皮脂制御などの働きを促し、若々しいハリのある肌を実現します。
施術時間 | 10分〜20分程度 |
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ダウンタイム |
患者様によって違いはありますが、大抵はほとんど起こりません。メイクも施術後すぐにできます。 |
リスク・副作用 | 違和感、発赤など |
注意事項 | 妊娠中の方は施術ができません。 |
レーザーフェイシャル
レーザーフェイシャルとは、アレキサンドライトレーザー(波長755nm)を使って、顔の明るさを向上し、毛穴を縮小させる効果がある治療です。このレーザーは、シミやくすみを引き起こすメラニン色素を取り除き、肌が明るくなるだけでなく、毛包に働きかけることで産毛を除去し、化粧のノリの改善にも繋がるとされています。
さらに、毛穴が小さくなることでニキビ予防にも繋がり、肌の状態が向上していくと言われています。
施術時間 | 15~30分程度 |
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ダウンタイム |
ダウンタイムはほとんど起こらず、あったとしても多少の発赤程度です。テープで保護するような状態とはなりません。 |
リスク・副作用 | 火傷、違和感、ひりつき、乾燥、発赤など |
来院目安 | 1ヶ月程度の間隔で、5回程度継続することが良いとされています。 |
注意事項 | 施術後は、日焼けなど皮膚への悪影響が及ぶ行為を避けてください。また、妊娠中の場合、ケロイド体質、金属アレルギー、皮膚に炎症が生じている場合も施術を承ることができません。 トレチノイン、レチノール、ハイドロキノンを使用している患者様は、施術の2週間前から使用をお止めください。お化粧は施術直後からでも支障はございません。 |
ダーマペン4
肌は傷を負うと、自然に治癒するように働きます。ダーマペン治療では、人工的に小さな穴を肌に開けることで、肌の自然治癒力を促進することが期待されます。
当院では、16本の繊細なステンレス針が先端についたダーマペン4という最新機器を導入しており、肌に細かな穴を開けることで、肌の自然治癒力を促進するような有効成分を入れていきます。治療回数は、患者様の肌の状態や治療する部位によって個人差がありますが、治療効果は6ヶ月以上持つとされています。
ダーマペン4の特徴
施術時間 | 20分程度 |
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ダウンタイム |
患者様それぞれで異なりますが、3〜4日程度でひりつきや赤みは消えていきます。施術後12時間経過すればメイクも可能です。 |
リスク・副作用 | 違和感、内出血、発赤など |
来院目安 | 4週間以上経ってから、5〜10回程度の施術をすると良いでしょう。 |
注意事項 |
術後12時間以上経過してから、洗顔をして頂きます。 |